【手袋】
⭐意味
毛糸、または皮・布・ゴムなどで作り、
手にはめる袋状のもの。
防寒・保護・装飾のために用いる。
小学生の頃、
「てぶくろを逆に言ってみて！」
と言われて、素直に
「ろ…く…ぶ…て？」と返したら
6回ぶたれて笑っていた休み時間を
思い出す。
おそらく、令和の小学生は
こんな言葉遊びは浮かばないか…。
それ以前に問題視される？
手袋で思い出すのは、運動会でのダンス。
確か、赤・青、黄色3色の手袋を使う
ダンスで、練習直前に片方がないことに
気付いて、1人無言でソワソワしていたら
「コラー！！大事な手袋落としたの誰だ！
ない人は手ぇ挙げなさい！」
聞き取りやすい滑舌と声量が響き渡る。
…恥ずかしい。
仕方なく、手を挙げて
容赦ないゲンコツを頭のてっぺんに
お見舞いされた。
ゲンコツの痛みや先生の雷よりも、
一気に視線が私に集中したことが怖かった。
ゲンコツ先生は怒ったら
怖い先生ではあったけど、
帰りの会で少し時間があったら、
小説を読んでくれていた。
そうそう…。
激しい雷雨の日があって、給食を食べながら
雷が落ちる確率だったか、何かの確率を
理数系が好きな生徒数人とはしゃぎながら
電卓で一生懸命計算していたのが
今でも印象に残ってる。
大事な時は真剣に怒って、
授業の時は真面目に教えて
休み時間は優しくお茶目な先生。
時には、生徒の体調の異変も察知する
臨機応変で、バランスが整った
人間味のある先生だったなぁ。
今もお元気かな…。
今年は雪国の猛吹雪と、
未曾有の出来事が重なって
心配が絶えないけど、また安心して
笑い声が飛び交う雪だるまや
雪合戦を楽しむ光景やニュースが見たいね。
雪の絨毯にはしゃぐ姿は老若男女、愛らしい。
